結婚するには

結婚を意識して婚活などをスタートさせたとき、どうしてもうまくいかないと「なんで私は結婚できないんだろう?」と思ってしまいます。

結婚は誰にでも機会があるイベントですが、いつどこで誰と縁があるかはわかりません。

ある日突然出会うこともあるし、もうすでに身近なところで結婚相手候補に出会っている可能性もあるのです。

結婚をするためには、すでにある縁もそうでない縁も、自分のところに引き寄せなければなりません。

そのためにはまず行動をすることが大切です。

結婚相談所の利用、お見合い、婚活パーティーなど自分に合った方法を模索してみましょう。

そして、一度失敗してもくじけずに何度も立ち上がり、自分磨きも同時進行することです。

自分の頭の中に理想があるように、結婚相手にも何かしらの理想が描かれています。

結婚は恋人を見つけるのとは違い、深く重い意味を持っていますから、相手に好かれるような自分にステップアップしていく努力も必要かもしれません。

結婚相談所の有効な活用方法

結婚相談所は、20代~70代以上まで幅広い年齢の男女が結婚を考え、登録しているサービスです。

結婚したいけれどまわりに相手がいない、もしくは出会いがうまくいかないという方におすすめです。

結婚相談所を有効に活用するには、どんなタイプの相談所があって、どれが自分に一番合っているかを知ることが大切。

大手の相談所は実績が豊富で会員数も多いのですが、費用が高額で長続きしにくいというデメリットがあります。

逆に、小規模もしくは町の結婚相談室のような場所は、知名度が低い反面仲人さんがベテランで、細かいサポートが受けられるというメリットがあります。

相談所といってもそれぞれに独自色がありますから、はじめに利用した相談所が自分に合っているとは限りません。

また知名度が高い・低いにかかわらず、男女の登録者数の比率がどちらかに偏っていると出会いが難しいとも言われています。

本気の婚活を考えるなら、バランス良く男女の利用者が集まっていて、信頼できる相談所を選びたいものです。

結婚相談所での流れ

結婚相談所を利用する時は、まず入会前の相談から行います。

カウンセラーやコンサルタントに、相手への条件や自分自身のこと、悩み、不安などを十分に相談します。

入会すると決まれば、次に登録を行います。

お相手に公開される写真もここで撮影するので、服装や髪形などをこの日に整えておきましょう。

契約書に記入をした後は、いよいよ相手選びに入ります。

自分のプロフィールと、相手への条件に合わせてコンサルタントがマッチングをしてくれます。

自分で検索して相手が選べる結婚相談所もありますが、コンサルタントにお任せしておけば手間がかからないので楽でしょう。

紹介相手が決まった後は、自宅もしくはメールに相手の写真つきプロフィールが送られます。

会ってみたいと思ったら、双方の希望を聞いて「お引き合わせ」と呼ばれる対面や、レストランなどでの会食へと移ります。

スケジュールの調整や断りの連絡などはすべてコンサルタントが仲介してくれるので安心です。

結婚相談所とは

最近は、TVCMやインターネット、電車内の広告などさまざまな場所で「結婚相談所」について知る機会が増えています。

結婚相談所とは、男女の出会いから成婚までをサポートしてくれるサービスのこと。

専任のコンサルタントが付き、それぞれのプロフィールに合わせてマッチングや紹介を行います。

大手と呼ばれる結婚相談所は現在6社ありますが、大手以外にも小規模~中規模の相談所はいくつもあります。

有名どころだから確実に出会えるというわけではなく、タイミングや会員数の多さ、相手に求める条件などによって出会いの確率も変わります。

コンサルタントを通じて出会いをセッティングしてもらえるので、いきなり初対面の相手と話すのは気が引けるという方や、コミュニケーションにあまり自信がない方でも大丈夫。

また、最近では無料で登録できるサービスも増えてきているので、婚活にかかる費用が心配な方は、無料のサービスを覗いてみるのも良いかもしれません。

結納 食事会

婚約が決まった後に行われる結納は、結婚報告に訪れた互いの両親が顔を合わせる交流の場でもあります。

両親同士が初対面だったり、まだお互いの両親に会ったことがない場合、ちょっと緊張してしまいますね。

もちろん、顔合わせをして終わりではなく「食事会」が行われます。

この食事会、実は両親にとっての愉しみのひとつ。

料亭やレストラン、ホテルなどを予約し、心からのおもてなしと顔合わせにふさわしい格式が求められます。

個室などを予約して、ゼロからセッティングしても良いですが、結納プランなどのサービスがあるお店なら手間もかからずスムーズな顔合わせができます。

食事会ということで、プランの内容や食事場所のほかにもおいしいものが食べられるかどうかも重要なポイント。

親にとっては、息子と娘の結婚は喜ばしいことですが、何よりも食事の内容が充実していることが満足度につながります。

食事も演出のひとつですから、時間をかけて楽しめるコースや、結納という祝いの場にふさわしいメニューが用意されているとベストです。

結納 金額

一般的に、結納金は男性側から女性側に贈るお金のこと。

現金を手渡すということもあって、一体いくら包めば良いのか分からず、悩みがちな部分でもあります。

金額については日本では西高東低と言われており、東に行くほど低くなる傾向があるようです。

結納金を贈った方の全体の約半数が、100万円程度を包んでいると言われています。

50~100万円台はその次に多く、150万円以上の金額は全体の1割程度となります。

50、100などキリの良い金額は計算がしやすくまとまりのある数字なので好まれやすいようです。

また結納金は新札でお渡しするのが理想的。あらかじめ銀行で新札を受け取っておくと安心です。

結納を行う場合でも、「結納金なし」のカップルも少なくありません。

たとえば、10万以下の金額しか包まないのであれば、思い切って結納金はナシにしても良いですし、結納品に替えることもできます。

いずれにしても、女性の両親に「いくらが良いですか」と事前に聞くのは避け、当事者だけで決める必要があります。

結納 口上

結納には「正式結納」「略式結納」の二種類があります。

伝統的なしきたりを重んじる地域では正式結納が採用されますが、最近ではお金をかけない略式結納も行われるようになりました。

どちらのスタイルを選ぶかによって、結納全体の流れが異なります。

結納では「口上」と呼ばれる独特な台詞回しがあります。

部分的に言葉を省略する場合もあれば、すべて正式な言い回しに統一する場合もありますが、これといって決まった台詞はありません。

始めの口上

・結納品を受け取るとき

・受書を渡すとき

・受書を受け取ったとき

・結びの口上

・夫婦ふたりで挨拶をする場合と、それぞれのシーンに合わせて口上が必要になります。

スムーズに台詞が口にできるよう事前に練習が必要ですが、少なくとも二種類の台詞だけは覚えておきたいところです。

こちらから送る時:「幾久しく(いくひさしく) お納めください」

相手から受け取る時:「幾久しくお受けいたします」

この台詞を覚えておくと、格式高い式にすることができます。

結納の場所

結納を行う場所は、伝統的には女性の自宅がもっとも多い方法です。

ついでホテルや料亭の個室、レストラン、式場、男性の自宅などとなります。

自宅で結納をする場合は時間を気にせず、終始格式高い雰囲気の中で結納が行えますが、ホテルや料亭などは食事内容が充実していたり、会場を予約してそこに赴くことで「特別なイベント」を演出する効果があります。

自宅か、それ以外の場所かで迷う方もいますが、男性側が一度も女性の実家に来たことがない場合は、どのような育ち方をしたのかを知るためにも女性の実家で結納を行うと良いでしょう。

ただし、両家の両親の希望や都合もありますから、みんなの意見を考慮して会場を選ぶ必要があります。

最近では、ゆっくりおいしいものを食べながら話ができるようにと、レストランや料亭の個室などを予約するカップルも増えています。

おいしい食事は会話を盛り上げてくれますから、あえて自宅以外の場所で結納を行う方法もおすすめです。

結納の進め方

結納当日の進め方は順序があります。

まず、男性が右側、女性が左側の床の間の前に座ります。

結納品を床の間やテーブルの上に飾り、両家が挨拶した後着席します。

まず男性側が次に女性側が入室して着席をします。

ここからの進行役は男性側の父(仲人さんがいない場合)になります。挨拶が終わったら、一同で礼をします。

まず男性側から結納品を女性側に納めます。

男性の母親が結納品と家族書を持ち、女性本人の前に運びます。

席に戻り、男性の父親が口上を述べて一礼。

女性側は結納品を受け取って、目録に目を通します。

女性自身が口上を述べ一同で礼をします。

そして女性の母親が結納品を運び、受書を男性側に渡します。

男性側は礼を言って、受書を確認します。

次に女性の母親が結納品と家族書を持ち、男性本人の前に運びます。

席に戻り、女性の父親が口上を述べて一礼。

男性側は結納品を受け取って、目録に目を通します。

男性自身が口上を述べ一同で礼をします。

そして男性の母親が結納品を運び、受書を女性側に渡します。

女性側は礼を言って、受書を確認します。

その後は記念品などをお披露目し、男性の父親が結びの挨拶をして会食などに入ります。

結納の服装

結納は日本の伝統的な儀式であり、いわゆる「改まった席」です。

なので服装についても、両家ともに正装もしくは略装で整える必要があります。

かつては正装が主流でしたが、現在では略装や準礼装でも問題はありません。

男性はブラックスーツが正装ですが、略装の場合は紺やグレーなどダークスーツを身に付けます。

ワイシャツは白で、ネクタイも白に合わせるなどフォーマルなものを身につ着けましょう。

結納スタイルや当日のスケジュールによっては、さらにシンプルに済ませることもできます。

食事会などを気軽にするだけの場合は特に略礼装にしたり、カジュアルな服で統一されるご家族も増えています。

女性は結納でも顔合わせでも、正装である振袖を着る方が多いようです。

結婚すると振袖は着られませんので、結納を最後の機会として身に付ける方が多いようです。

略装の場合は訪問着やワンピースなどを着用します。

また、父親はスーツ、母親は留袖か洋装にします。

夫婦、そしてそれぞれの両親で事前に服装レベルを統一し、ちぐはぐにならないよう注意しましょう。