顔合わせ 挨拶

結納のかわりに行われる顔合わせでは、堅苦しく決まった口上などはありません。

しかし、両家が揃う場ですから挨拶だけは忘れずに行うようにしましょう。

食事会では気軽な雰囲気になり、決まり事も特にないので挨拶が流されがちですが、まずは以下の台詞だけでも覚え、当日に述べるようにしたいところです。

「本日は二人のためにお集まりいただき、誠にありがとうございます。」

「このような食事会を開くことができ、とても嬉しく思っています」

など、まずは食事会の前にあいさつを行います。

新郎が代表の挨拶を述べ、ついで新郎、新婦の順にそれぞれの家族を紹介します。

紹介を受けたあとはそれぞれが軽い自己紹介を行います。

喋るのが苦手な方でも、せっかくの食事会ですから短い挨拶は必須です。

事前にどんな自己紹介をするかは考えておきましょう。

その後、婚約記念品の交換、会食などを経て歓談し、頃合いを迎えたらお開きにします。

ここでも締めの挨拶を行いますが、お礼の言葉だけは忘れずに伝えるようにします。

顔合わせ 手土産

顔合わせは、両家が揃って互いの子供を夫婦と認める大切なイベントです。

挨拶の後は必ずといっていいほど手土産を相手にお渡しすることになります。

手土産には、これからもよろしくお願いしますとの意味がこもっています。

せっかく持参するのですから、相手に喜んでもらえる品物を選びたいところ。

地方の名産品や、お茶・お菓子などお土産にふさわしい品物を持参するのが一般的ですが、相手に喜んでもらえるものであればそれ以外でも構いません。

ただし、帰りに荷物がかさばらないように手土産の大きさや重さにも配慮が必要です。

新郎新婦ではなく両親側で手土産を用意する場合は、相手に失礼がなく好みに合った物を選ばなければなりません。

両親に手土産選びを任せっぱなしにするのではなく、新郎新婦でそれぞれ事前に確認すると安心です。

しきたりや慣習を重んじる家庭では、手土産の品目が限定される場合もあります。

何を選べばいいか分からない時は両親とよく相談してから決めると良いでしょう。

顔合わせ 場所

顔合わせに最適な場所といえば、一般的にはレストランやホテルなどです。

料亭の個室などを貸し切って、顔合わせ会場とするケースも多くあります。

顔合わせは結納と違い、儀式的で伝統的なイベントではありませんから、自宅に招いて厳かに…とする必要はありません。

レストランや料亭を予約する際に気を付けたいのは、「周囲の騒音」「場の雰囲気」「立地」「アクセス」などです。

騒音がひどすぎる会場は、どんなに雰囲気が良くても歓談や食事に集中できない可能性があり、当日雰囲気が悪くなってしまう可能性もあるので、顔合わせには向きません。

また食事がおいしくても、雰囲気が安っぽかったり、奇抜な雰囲気の会場は避けましょう。

立地やアクセスについても重要です。

両家の両親が揃う場所なので、目的地がすぐ分かる会場を選ぶのがベスト。

当日スムーズに顔合わせが進行するように、駅やランドマークの近く、繁華街や街中などアクセスの便利な場所を探しておきましょう。

顔合わせ 食事会

初めての顔合わせでは、挨拶を済ませたら両家揃って食事会に入ります。

結納と違い堅い儀式ではありませんが、せっかくですから、雰囲気が良く個室で食事ができる場所を選びましょう。

レストランや料亭のなかにも店員さんやお客さんで賑わっているところがありますが、人が多く行きかう場所は会話に集中できないので、顔合わせにはふさわしくありません。

両家ともに時間を忘れてくつろげる静かな会場を選びましょう。

また、食事会をするだけの場所といっても両親が揃うのですから、会場には事前に下見に訪れたほうが良いでしょう。

スタッフの対応やおもてなし、メニューの種類など細かい部分は現地を下見しなければわからないことが多いのです。

また、上記を踏まえて、さらにアクセスがよい場所を見つけておくとさらに理想的。

ご両親が高齢であったり、遠方からお越しになる場合はやはり交通の便が良いところがベター。

移動がスムーズであれば、食事会が終わってからの時間も効率的に使えるのでおすすめです。

顔合わせ 服装

結納よりもさらにカジュアルな顔合わせの服装は、カジュアルとはいっても私服など気軽な服装は避けます。

食事会の会場の雰囲気に合わせて、Sの場にふさわしい服装に統一するようにしましょう。

略装の場合、男性はグレーや紺色などのダークスーツを、女性はワンピースやスーツなどを着用します。

ただし女性がスーツを着るとビジネスマンのような印象を与える可能性もあり、振袖やワンピースなど女性らしさを感じさせる服装がおすすめです。

また、略装をする場合は両家で事前に装いを統一し、ちぐはぐになりすぎないよう注意します。

料亭やホテルなど、形式的な場所を顔合わせ会場に選んだ場合、アンバランスな服装だと場の雰囲気が統一されず、どちらかが恥ずかしい思いをする場合もあります。

よくあるケースとして、片方は正装なのにもう片方はカジュアルであったり、両親のどちらかが正装でやってきて浮いてしまったりと、おかしな状況が発生する場合があります。

顔合わせの進め方

結婚が決まり、両家が初めてひとつの場に揃う「顔合わせ」。

自分にとっても、相手にとってもお互いの親同士が対面する時は緊張するものです。

顔合わせの進め方としては、上座が両家の父親、下座に本人たちが座るようにします。

四角テーブルでも円卓でも父が上座、母が真ん中、自分達は下座と覚えておくと安心です。

席についたら、男性側の父親や本人たちが進行を行います。

まず挨拶をし、両親をそれぞれ紹介して、改めて二人の婚約について意志を確認します。

その合間に食事や会話などをしながら、親同士や全員まじえて質問をしたり、指輪や時計など婚約に際して購入した品物があれば提示します。

顔合わせの目的は結婚への意思確認と、互いの家族の親睦を深める意味がありますが、それ以外に特に決まりはありません。

結納の日取りを打ち合わせしたり、なにげない日常の話に花を咲かせたり、ホテルやレストランなど好きな場所で食事会をするのも良いでしょう。

顔合わせさえ済んでしまえば、後は堅苦しく考えなくても良いと思います。

顔合わせの準備

結婚が決まったら、お互いの両親が対面する「顔合わせ」を行います。

この顔合わせ、初めて両家が揃う場合などは特に緊張しやすく、思わぬトラブルや失敗で恥ずかしい経験をした人も少なくありません。

少しでも準備を整えておき、当日はすっきりとした気分で顔合わせに臨みましょう。

・服装と手土産に注意

当日の服装は見落としやすいポイント。

みんなの服装がバラバラではいけないので、私服なのかフォーマルなのかを最低限確認しておきましょう。

また、手土産の有無も事前にチェック。

何も持って行かないよりは、持っていった方が安心です。

・食事場所に注意

人でごった返すレストランや食事会場はNG。

両家の両親がじっくり話をする場ですから、ビュッフェやバイキングなど人の多い場所は避けましょう。

できれば個室など、ゆったりと料理を味わえる場所を選びます。

また、食事の場所が極端に寒い(暑い)、トイレに近い、入口に近い場合も、機嫌を損ねる可能性があるので注意が必要です。

顔合わせの会場選びは、互いの両親が好む場所を中心に選び、必ず下見をしましょう。

両家顔合わせとは

両家顔合わせとは、結婚が決まったカップルの両家が初めて同じ場所に揃うイベントのこと。

結婚の意思確認をするとともに、両親同士が話をする貴重な機会でもあります。

顔合わせの時期としては、カップルが双方の家に挨拶をし終えてから、仏滅など悪い日を避けて設定をします。

その上で、お互いの家族のスケジュールを合わせ、都合の良い日を選んで調整をします。

極端に遅い時間や早い時間は避け、ゆったりと会場に着ける時間帯を選びましょう。

また、顔合わせにかかる費用は両家で折半するのが一般的。

ただし、状況によってはどちらかが負担しなければならない可能性もあるので、なるべく公平に偏りなく費用を分担します。

顔合わせ中は、お互いの呼び方にも注意が必要です。

カップルは名前にさん付けが基本ですし、互いの両親にはお父様・お母様呼びが無難です。

普段フランクな呼び方をしている場合でも、改まった席ですから堅い呼び方に統一するようにしましょう。

婚約指輪 ブランド

婚約指輪が欲しいけど、どのブランドを選べばいいのか分からないという方は、デザインや価格帯から選んでみましょう。

ブランドによって婚約指輪の価格の相場は異なり、安いものもあれば非常に高価なブランドもあります。

婚約指輪にお金をかけすぎて、それ以外の部分の費用を削らなければならなくなったら元も子もありませんから、しっかり下調べをして選びましょう。

女性に人気の婚約指輪は「TIFFANY(ティファニー)」「Cartier(カルティエ)」「BVLGARI(ブルガリ)」「Van Creef & Arpels(ヴァンクリーフアンドアーペル)」「CHANEL(シャネル)」「DE BEERS(デビアス)」などのブランドが特に有名です。

一流ブランドということでデザイン性が高く、アクセサリーとしても一生身に付けられる指輪が揃っています。

一流ブランドにこだわりがなければ、費用から婚約指輪を探しても良いでしょう。

その場合も、女性の好きなデザインや素材を優先して選ぶと確実です。

婚約指輪 相場は

婚約時の定番アイテムである「婚約指輪」は、結婚指輪とは別のものであり、基本的にオーダーメイドにするものです。

既製品もありますが、結婚の約束の証なので二人だけの記念品にする意味も込め、オーダーメイドで作るカップルが多いようです。

婚約指輪の既製品を購入する場合も、第一に予算を考えます。

デザインや素材、文字彫りができるかなど細かい部分で金額が変動します。

婚約指輪には、固い絆と永遠の愛の象徴であるダイヤモンドなどをあしらいます。

相場としては「給料の3ヶ月分」がベストと言われていましたが、最近では3ヶ月分にこだわらず、安く作れるお店も増えてきました。

平均では20万円程度と言われていますが、装飾やデザインによってはさらに高額にすることも可能です。

婚約指輪は女性だけがつけるものですが、男性も自分専用の婚約指輪をつけて問題はありません。

ただし、結婚した後は結婚指輪という別の指輪を贈ることになるので、費用や予算などをしっかり考えて作るようにしましょう。