海外挙式 費用

海外挙式にかかる費用は、国内に比べて安く済むと言われています。

というのも、国内で式を挙げてそこから新婚旅行で海外に行く必要がなく、現地で式を終えたらそのまま旅行に移行できるから。

また、挙式とパーティがセットになっているプランや、親兄弟に支払う「お車代」を支払わず各自持ちとすることができるので、全体としてかなりのコストカットができるのです。

「お車代」「お心づけ」は国内挙式の場合相当な額になりますが、海外挙式では「来られる人が来る」というスタイルが多いので、新郎新婦は無理に渡航費を支払う必要がありません。

また航空券代やホテルの宿泊費は日程によって料金が変動するので、安い時期を狙って予約すれば、かなりの費用削減ができます。

グアムのように飛行機で3時間程度の場所なら、LCCなどを利用して安くアクセスできます。

もちろんグアムに限らず、アジアやオセアニアなどLCCで行ける海外挙式プランはたくさんあります。

工夫次第で驚くほど安く済ませられるのが、海外挙式の魅力とも言えるでしょう。

結婚式 二次会 服装

結婚式に二次会から参加する方は、マナーを守った服装で出席したいものですよね。

二次会は披露宴ほどフォーマルではありませんから、平服で来るようにと招待状に書かれていたりします。

平服は略礼装のことで、フォーマルではないけれど普段着でもない服装を指します。

略礼装は多少カジュアルにしてもOKですが、Tシャツやジーンズ、タンクトップ、ミニスカート、ジャージ、メッシュ素材などはいわゆるオフの日のファッション。

なので、二次会の場にはふさわしくありません。

男性はスーツかジャケットを着用します。

黒スーツやジャケットなど準礼装に合わせても良いでしょう。

女性はフォーマルなワンピースがあればそちらを着用し、サテンのドレスなども素敵です。

おしゃれなレストランで二次会を行う場合はパーティーを意識するとよいでしょう。

ただし、男女とも二次会に白を着用するのは避けた方が無難です。

白は新郎新婦の特権でもある色なので、それ以外のカラーを選ぶ必要があります。

結婚式 余興

結婚式で行われる余興は、新郎新婦に向けて行うものではありません。

むしろ新郎新婦に代わり、招待客をおもてなしするためのものです。

意外に知られていない部分ですが、ゲストに向けてのおもてなしを意識するかどうかで余興のレベルや内容はぐっと変わります。

余興を行うのは、主に新郎新婦の友人や仲間、同僚など。企画も彼ら余興を依頼されたチームで行います。

二次会でも余興を行う場合がありますが、こちらは新郎新婦を囲んでお祝いをするので、ゲストに向けてではなく新郎新婦に向けて披露されます。

いずれにしても、おめでたいムードを演出するには欠かせないイベントです。

式の雰囲気に合わせ、招待客全員に楽しんでもらえるイベントを企画しましょう。

定番は、友人たちの歌やダンス、新郎新婦を映したムービーの上映などが多いですが、クイズやビンゴなどゲームで会場を盛り上げる場合もあります。

衣装や小道具などは事前に準備し、当日になって慌てることのないよう万全に整えておきましょう。

結婚式 二次会

結婚披露宴の後、もしくは挙式の後に行われる「二次会」は、幹事さん主導で新郎新婦をお祝いするイベントです。

新郎新婦が幹事さんと会場を選んでおき、幹事さんと話し合って二次会の進行を決めるのが一般的です。

幹事さんはトラブルを避けるため、2名以上が理想的とされています。

何人かの幹事さんが集まって、会場の収容人数やアクセス、ゲストの人数、会費、挨拶やスピーチを担当する人の役決め、乾杯をお願いする人、受付や会計、音響などの担当者決め、BGMの選定、ゲームなどを順次決めていきます。

会場によってはBGMや音響が要らない場合もありますし、堅苦しくない二次会の場合はスピーチが省かれる場合もあります。

幹事さんたちの打ち合わせが終わったら、会場と打ち合わせを行います。

できればこの時、新郎新婦が同席していると安心。

会計など、間違いがあってはならない項目もきちんとこの打ち合わせで押さえておきます。

二次会当日は、流れに沿ってスムーズに運営していきます。

あらかじめ用意する備品などは前日までにすべて揃えておきましょう。

結婚式 引き出物

結婚披露宴の最後に、ゲストから頂いたご祝儀のお返しとしてお渡しする品物を「引き出物」と呼びます。

引き出物ははるばる結婚式に参加してくれたことへの感謝を示すとともに、新郎新婦の真心を表すものでもあります。

せっかく選ぶのですから、ゲストに喜んでもらえる引き出物を選びたいところ。

でも、初めて引き出物を選ぶ時は何が喜ばれるのかとても悩ましいところ。

地域の慣習によって違いが出る部分でもありますが、現在最も選ばれているものには「カタログギフト」があります。

新郎新婦が特定の引き出物を選んでも、ゲストの好みに合わない場合があります。

そこで、限られた金額の商品やサービスを集めたカタログギフトを贈ることで、好きな品物をゲストに選んでもらいます。

引き出物の相場は、披露宴にかかった飲食費の3分の1が目安と言われています。

ただしこれはあくまでも目安なので、他にかかる費用を削って引き出物の費用を少々高めに設定しても問題はありません。

結婚式 お礼とお返し

結婚式のため、新郎新婦に協力してくれるゲストには感謝の気持ちを必ず返すようにしましょう。

主賓や来賓、両親には自宅から会場までのお車代を用意しなければなりませんし、受付係や幹事にはお礼やお返しを、会場まで来てくれたゲストには挙式後に内祝いを贈ります。

また、遠方からわざわざ来てくださったゲストには交通費をお渡しします。

結婚式は新郎新婦が主体となって執り行うイベントですが、時間を削って来てくれたゲストに何も感謝をしないというわけにはいきません。

ご祝儀をくれた人達に対して一切お礼をしないというのは、日本では「常識がない人」と思われる行動です。

今後の関係が疎遠なるだけでなく、新郎新婦の信用にも関わる可能性があります。

招待をしなかったけれどお祝いをくれた人には、内祝いを返します。

頂いた額の半額もしくはそれより多めの額を目安に品物を選んで贈るのが基本で、期間は挙式から1ヶ月以内が目安。

招待客へのお返しとあわせて、内祝いの準備も前もって忘れずに行いましょう。

結婚式 親への挨拶

結婚式で新婦から両親に伝える感謝の挨拶は、ふだん面と向かって言えない心からの感謝の気持ちを述べるチャンスであり、両親にとっても感動的なイベントとなります。

これから家を離れてお嫁に行く、その覚悟を伝える場でもあります。

花嫁から挨拶をする場合、そのほとんどが手紙を読み上げるスタイルになります。

昔から涙を誘うイメージがありますが、最近ではビデオメッセージにのせて伝える方法もあります。

マイクを通して読み上げるのが苦手な方でも、ビデオメッセージならきちんと思いを伝えられるのではないでしょうか。

自分にとって身近な存在である親へ、改めて感謝するというのは意外に難しいものです。

文面が父親と母親のどちらかに偏った内容になっていたり、文章そのものが長すぎて冗長な印象になっていたり、身内ネタを多く盛り込んでゲストに中身が伝わりにくい文章などは感謝が相手に伝わりにくいものです。

両親にとゲストそれぞれにきちんと伝わる簡潔な文章を心がけましょう。

結婚式 招待状

結婚式の前に送る招待状は、ゲストを招くために欠かせないアイテムです。

挙式の4ヶ月前から住所録を作成し、手作りにするか、専門業者にオーダーをするか決めます。

3ヶ月前に差出人と文面の内容を、2.5ヶ月前には下刷りをして印刷し、完成品を受け取っておきましょう。

挙式の2ヶ月前にはゲストへの宛名書きを始めます。

式の日時や場所のほか、会場までの地図も忘れずに同封し、返信用ハガキには必ず切手を貼りましょう。

招待状の本文には、時候の挨拶と披露宴の日時・場所の案内、新郎新婦の氏名、差出人名、出欠の返事を締め切る日時を記入します。

本文中に地図を入れても良いですが、別途同封しても構いません。

オリジナルの招待状を作る方は、細かいデザインまでオーダーメイドしてこだわってみても良いでしょう。

会場に任せることもできますし、ゲストの人数がそれほど多くない場合は手作りをしても喜ばれます。

一生に一度の思い出ということで、心をこめて作成しましょう。

結婚式 曲

結婚披露宴で使われるBGMは、多くの場合式場にお任せして決めることになりますが、新郎新婦で好きな曲をチョイスすることもできます。

迎賓→新郎新婦入場→乾杯→ケーキ入刀→中座→お色直し後の入場→花嫁からの手紙→新郎新婦退場→エンディングムービーと、シーン別に曲を使い分ける必要があります。

どんな曲を選べば良いか分からない場合は、「出会えてよかった」ことを歌詞の中に盛り込んでいる曲がおすすめ。

日本の結婚披露宴で使われる曲のほとんどが邦楽ですが、洋楽や歌が入っていないの曲を使うことも可能です。

誰もが結婚式で一度は聴いたことがある定番の曲から、ドラマの主題歌、カバー曲などジャンルも幅広いので、式場の担当者と話し合っていろいろな曲の中から選ぶと良いでしょう。

BGMは結婚式の雰囲気を盛り上げ、スムーズに進行させるために欠かせない要素です。

迎賓からエンディングまで意外にたくさんの曲が必要になりますので、流したい曲がある場合は早い段階で式場に伝えておくと安心です。

結婚式 マナー

結婚式で気を付けたいマナーとして、服装や髪形以外でもっとも多く挙げられるものが「携帯電話の音」です。

結婚披露宴では皆が新郎新婦やイベントに集中していますから、途中で携帯電話が鳴ったり、電話を取って話しだしたりといった行動はマナー違反です。

携帯電話以外では、歓談中に酔っ払ったり、お喋りがうるさい、子供を連れてくる場合は子供が騒いだりするのもマナーの悪い事例として挙げられています。

いずれも、場の空気を乱す原因になるため注意が必要です。

自分一人では問題なくても、子供が騒いで会場内を走ったり、大声を上げたりすると雰囲気が悪くなる可能性がありますから、気を付けなければいけません。

また、結婚式でスピーチを依頼された場合は、話の内容が新郎新婦と関係のない逸脱話にならないよう注意が必要です。

代表としてスピーチする際には、新郎新婦だけでなく周りのゲストにもしっかり話を聞かれていることを意識しなければなりません。