レストランウエディング

今流行りのレストランウェディングは、新郎新婦がレストランで結婚式を挙げる方法です。

ゲストは通常通りテーブルに着席し、新郎新婦が入場して結婚の誓いをたて、そのまま歓談へと入るのが一般的な流れです。

レストランウェディングのこだわりは、何といっても美味しいお料理ではないでしょうか。

ゲストの結婚式に対する満足度は、出された料理で決まるといっても過言ではありません。

お料理が美味しく、式場にもお金がかからないことから、コストパフォーマンスにもすぐれています。

レストランウェディングは、いわゆる「人前式」と呼ばれるスタイルです。

新郎新婦とゲストの距離が近く、気取らない結婚式が挙げられることが最大の魅力と言えるでしょう。

普通の結婚式では、新郎新婦は決められた場所以外に身動きが取れないものですが、レストランウェディングではゲストのテーブルへ行ってコミュニケーションを取ったり、比較的自由に動くことができるので、他の式場にはない自由な雰囲気も魅力的です。

ブライダルフェア

「ブライダルフェア」とは、結婚式場や披露宴会場で実際に行われるウェディングイベントのこと。

直接参加して結婚式の雰囲気を実感できるので、式の前に彼と二人で何度か参加しておきたいところです。

ブライダルフェアでは模擬挙式や模擬披露宴が体験でき、本番の流れを肌で感じることができます。

いわば結婚式の予習とも言えるイベントなので、実際の会場の雰囲気を掴んでおき、照明や音響などの演出、キャンドルサービスなど式の中での催し物についても忘れずに体験しておきましょう。

式場だけに限らず、ウェディングドレスの試着会や、ゲストにもっとも喜ばれるお料理の試食会なども行われます。

ぶっつけ本番で結婚式に臨むよりも、このブライダルフェアで細かい部分をチェックしておき、納得したうえで式当日を迎えると安心ですね。

ちなみに試食会などは開催日の数日前までに申し込みをしなければ、予約で埋まってしまったり開催期間を逃すおそれもあります。

さらに模擬挙式などのイベントは予約制である場合が多いので、参加したいイベントが見つかったら、早めに予約をしておきましょう。

ブライダルエステ

ブライダルエステとは、結婚式を前提としたエステティックのこと。

結婚式や記念写真撮影で見栄えをよくするために、ドレスから露出する部分を中心に施術されます。

一般的に花嫁さんが施術を受けるものとされていますが、新郎がエステを受けることも可能です。

ブライダルエステでは、まずメイクが美しく映えるようにフェイシャルケアを行います。

むくみを取って小顔になる効果も期待できるので、非常に人気のある施術メニューです。

体への施術では、ドレスが映えるよう二の腕やデコルテ部分、背中(露出する場合)のケアが人気です。

ここでウエストやヒップを絞っておきたい方には、痩身のケアも行われます。

脚を出す場合はフット・レッグ部分のケアも行いますし、指輪交換で手袋を脱ぐ時のためにハンドケアを行うエステもあります。

また、肌を露出するということで皮膚のムダ毛ケアも欠かせません。

腕や背中など、意外にムダ毛が多い部分はすべすべした肌に整えておくと安心です。

結婚ご祝儀の相場

結婚式で新郎新婦に贈る「ご祝儀」は、それぞれの土地ごとの慣習や贈る側の年齢によっても異なりますが、一般的には3~5万円程度が目安とされています。

中には10万円を包む場合もありますが、判断が難しい場合はほかの親族やゲストに相談してみても良いでしょう。

地域ごとに金額の目安が異なる部分ですから、周囲の意見が参考になります。

一般的な目安としては、自分の兄弟姉妹が5万円、友人以下は2万円程度が相場と言われています。

ただし2万円というのはあくまで目安で、3万円ほど包めば理想的。

なぜ3万円かというと、偶数は「割り切れる」ため、昔から縁起が悪い数字とされているのです。

そこで、2ではなく3がベストと言われています。

ただし最近では夫婦は二人=2でも良いということで、2万円も一般的なご祝儀の金額になってきています。

結婚式を欠席する場合は、金額の半分もしくは3分の1を目安にご祝儀を後からお渡しします。

これは、当日の料理や引出物の額を差し引いたものという意味になります。

二人だけの結婚式

結婚式といえば、たくさんのゲストに囲まれてお祝いされるイメージがありますが、一方で「あえて二人だけ」で式を挙げる方法もあります。

一番のメリットは、参加者がいないので費用を安く抑えられるということ。

一般的な結婚式の相場はおよそ300万円程度ですが、二人だけで挙げる式は10万円以下の低価格である場合が多いです。

また、会場も小規模なところを借りれば済むので、準備が非常に楽であるという点も魅力的。

参加者を招待することは、それだけ気を遣うということもであります。

お車代やお心づけなど、ゲストに渡すお金や引き出物も必要になりますし、スケジュール調整や招待状の準備なども早めに開始しなければなりません。

その点、二人だけで挙げる結婚式にはその心配はありません。

その場に両親や友人を招待することはできませんが、二人だけで挙げる式なので特に緊張もせず、のびのびとした気持ちで結婚の誓いができます。

結婚式にお金をかけたくない場合、思い切って二人だけの挙式をしてみるのも一つの方法ではないでしょうか。

電報 結婚式

結婚式で新郎新婦に送る電報は、欠席した人が二人にお祝いとして贈るメッセージのこと。

一般的に、電報や祝電などは披露宴開始1時間前までに届くように手配します。

披露宴の歓談中に司会者が読み上げるものなので、披露宴が開始の1時間前までに届けなければなりません。

結婚披露宴の日程が決まっている場合、早めの手配が確実です。

即日配達ができない場合遅れてしまう可能性もあるので、前日までに届くよう注意が必要です。

電報に記載する文面は「忌み言葉」を避けます。

「切れる」「別れる」など、二人の別れを連想させる言葉は縁起が悪いとされています。

「ご結婚おめでとうございます。これからも応援しています。」など、お祝いにふさわしい言葉を選びましょう。

また、最近ではぬいぐるみ付きや音楽の鳴るメッセージカード付きの電報などが登場し、人気を呼んでいます。

新郎新婦の好きなキャラクターの電報を選べるほか、花束を送付できるサービスもあります。

神社 結婚式

神前式とは、神社で挙げる神前結婚式のことです。

神前挙式とも呼ばれ、その歴史は明治33年に皇太子殿下が挙式を挙げられたことを始まりとしています。

神前挙式はホテルなどでも行っているので、神社で挙げられない場合は会場を別にすることも可能です。

神前式の魅力は、日本古来の宗教である神道に則って行われるということと、従来のウェディングドレスではない白無垢姿や神職による儀式が間近で拝見できるという点にあります。

良くも悪くも、キリスト教式の結婚式は欧米スタイルであり、日本的なスタイルではありません。

そのような意味でも、神前式には他の挙式にはない日本らしさが表れていると言えます。

花嫁の白無垢や三三九度などは誰が見ても日本らしいスタイルです。

また、ふだん聞く機会のない御祓詞(はらえことば)の斉唱によるお祓いや、神に結婚の報告とお祝いを口上する祝詞(のりと)などがあげられ、神聖で厳かな雰囲気の中で式が進行していきます。

格安結婚式

夫婦にとって一生の思い出となる結婚式。たった一度のイベントではありますが、そこにお金がかかりすぎるのも問題です。

できれば金銭的に余裕をもって臨みたいところですが、式場との打ち合わせであれもこれも必要…とオプションを付けていくと、知らない間にとんでもない額になっている場合も。

最近では、将来のために結婚式をしない、あるいは簡素に済ませるカップルも少なくありませんが、格安で結婚式が挙げられるプランもたくさん登場しています。

わずか数万円程度で式が挙げられるプランもあり、披露宴は抜きにして式だけを挙げるのであれば、格安プランを選ぶのも一つの方法です。

格安で挙式を挙げ、お色直し部分の写真撮影を別途オプションとしてプラスすることもできます。

結婚式の前に撮影しておけば、式の当日は時間をかけずに挙式だけを済ませてしまえます。

将来のためにお金もきっちりやりくりしたい!という方は、ぜひ格安なプランを選んでみてはいかがでしょうか。

披露宴 余興

披露宴の中盤で行われる余興は、新郎新婦の友人や会社の同僚などが集まり、全員で出し物をして場を盛り上げるイベントです。

新郎新婦のための催しと思われがちですが、実際にはゲストの方に楽しんでもらうためのもの。

新郎新婦に代わってゲストをおもてなしする意味が込められています。

ゲストの中には、新郎新婦のどちらかしか知らない人も多く、全員が共通点を持っているわけではありません。

初めて同士の人たちに共通の認識を持ってもらうためにも、余興は必要なのです。

出し物としては、新郎新婦のエピソードを盛り込んだ歌やダンス、映像上映などがもっとも多く、手が込んでいる余興などはあらかじめ別撮りした作品を上映したり、芸人や歌手などを呼んで派手に盛り上げる余興も行われます。

余興の内容によっては、新郎新婦の生い立ちが盛り込まれる場合もありますし、感動的に泣かせる内容になることもあります。

誰が余興をどのように進めるかによって、印象が大きく変わるのも披露宴の余興ならではの特徴です。

披露宴 服装

披露宴では、基本的に挙式と同じで派手すぎない服装を着用します。

ワンピースやドレスなどが無難ですが、普段着ではなくパーティードレスなど華やかな席にふさわしい服装をするようにしましょう。

ただし、お水を連想させるような派手なドレスは避けます。

黒は葬儀などの弔事をイメージさせますし、白は花嫁に許された色ですから、この二色を身に付ける時は一色だけのコーディネートにならないようにしましょう。

ショールやアクセサリーなど小物を上手く使い、華やかな色合いをプラスすると確実です。

平服を着る場合でも、男性はスーツ、女性はワンピースを着るようにします。

学生さんは制服やスーツでOKですが、カジュアルな普段着で参加しないように注意が必要です。

祝いの場ということで、何をどうコーディネートすればいいのか悩みどころかもしれませんが、新郎新婦がもっとも目立つイベントであることを念頭に置いておけば、服も選びやすいのではないでしょうか。