結婚式 招待状

結婚式の前に送る招待状は、ゲストを招くために欠かせないアイテムです。

挙式の4ヶ月前から住所録を作成し、手作りにするか、専門業者にオーダーをするか決めます。

3ヶ月前に差出人と文面の内容を、2.5ヶ月前には下刷りをして印刷し、完成品を受け取っておきましょう。

挙式の2ヶ月前にはゲストへの宛名書きを始めます。

式の日時や場所のほか、会場までの地図も忘れずに同封し、返信用ハガキには必ず切手を貼りましょう。

招待状の本文には、時候の挨拶と披露宴の日時・場所の案内、新郎新婦の氏名、差出人名、出欠の返事を締め切る日時を記入します。

本文中に地図を入れても良いですが、別途同封しても構いません。

オリジナルの招待状を作る方は、細かいデザインまでオーダーメイドしてこだわってみても良いでしょう。

会場に任せることもできますし、ゲストの人数がそれほど多くない場合は手作りをしても喜ばれます。

一生に一度の思い出ということで、心をこめて作成しましょう。

結婚式 曲

結婚披露宴で使われるBGMは、多くの場合式場にお任せして決めることになりますが、新郎新婦で好きな曲をチョイスすることもできます。

迎賓→新郎新婦入場→乾杯→ケーキ入刀→中座→お色直し後の入場→花嫁からの手紙→新郎新婦退場→エンディングムービーと、シーン別に曲を使い分ける必要があります。

どんな曲を選べば良いか分からない場合は、「出会えてよかった」ことを歌詞の中に盛り込んでいる曲がおすすめ。

日本の結婚披露宴で使われる曲のほとんどが邦楽ですが、洋楽や歌が入っていないの曲を使うことも可能です。

誰もが結婚式で一度は聴いたことがある定番の曲から、ドラマの主題歌、カバー曲などジャンルも幅広いので、式場の担当者と話し合っていろいろな曲の中から選ぶと良いでしょう。

BGMは結婚式の雰囲気を盛り上げ、スムーズに進行させるために欠かせない要素です。

迎賓からエンディングまで意外にたくさんの曲が必要になりますので、流したい曲がある場合は早い段階で式場に伝えておくと安心です。

結婚式 マナー

結婚式で気を付けたいマナーとして、服装や髪形以外でもっとも多く挙げられるものが「携帯電話の音」です。

結婚披露宴では皆が新郎新婦やイベントに集中していますから、途中で携帯電話が鳴ったり、電話を取って話しだしたりといった行動はマナー違反です。

携帯電話以外では、歓談中に酔っ払ったり、お喋りがうるさい、子供を連れてくる場合は子供が騒いだりするのもマナーの悪い事例として挙げられています。

いずれも、場の空気を乱す原因になるため注意が必要です。

自分一人では問題なくても、子供が騒いで会場内を走ったり、大声を上げたりすると雰囲気が悪くなる可能性がありますから、気を付けなければいけません。

また、結婚式でスピーチを依頼された場合は、話の内容が新郎新婦と関係のない逸脱話にならないよう注意が必要です。

代表としてスピーチする際には、新郎新婦だけでなく周りのゲストにもしっかり話を聞かれていることを意識しなければなりません。

結婚式 ブーケ

結婚式を華美に惹き立ててくれるブーケは、ドレスとの相性で決めると良いと言われています。

ブーケにもいろいろな形があるので、どのドレスを選ぶかによってブーケのタイプも変わります。

花を半円形に集めて作った丸いブーケはラウンド型と呼ばれ、愛らしい雰囲気を演出します。

楕円形のシルエットがどんなドレスにもマッチするティアドロップ(オーバル)型も結婚式のブーケの定番です。

花によって表情が変化するクレッセント型や、ボリュームのあるラインが特徴的なキャスケード型なども人気があります。

ブーケには基本的にバラやガーベラなど華やかなイメージの花を使いますが、季節に合わせた花をあしらっても趣があります。

ブーケのイメージは、形だけでなく使う花によってもがらりと変わります。

色や形、ボリューム感などを考えてブーケを作ると良いでしょう。

また、お色直しやブーケトスのためにそれぞれ違うイメージのブーケを用意するのもオシャレです。

結婚式 ドレス

結婚式のドレスを選ぶなら、花嫁にだけ許されたカラーである「白」が定番です。

結婚式に招待されたゲストは白い服を避けて着用するのが一般的なマナーとされ、花嫁が白いドレスを着ると神聖で厳かな印象の結婚式になります。

白以外では、淡い色から原色、黒などのモノトーンやダークカラーまでさまざまな色が揃っています。

白が好きではなかったり、似合わないなと思ったら、好きな色をチョイスしても問題ありません。

ドレスショップや式場では、体型に合ったドレスを選んでもらえます。

人によって身長や体格は異なりますから、まずは店員さんとよく相談して、客観的にどんな形のドレスが似合うか選んでもらうと安心です。

また、同じドレスでも色や小物を変えるだけでぐっと雰囲気が変わる場合もありますので、事前に「こんな雰囲気のドレスを着たい」と要望を伝えてみましょう。

ガーリータイプからエレガント、クラシックで清楚なタイプなど、ドレスにもさまざまなタイプがあります。

気になったものは試着するなどして、豊富なバリエーションの中から選ぶことをおすすめします。

結婚式 スピーチ

結婚式でスピーチを頼まれた場合は、まず何よりも「忌み言葉」に注意が必要です。

具体的には、切る・別れる・離れる・転ぶ・戻るなど二人の別れを予期させる言葉です。

たとえどんなにスピーチの内容は素晴らしくても、忌み言葉をうっかり使ってしまうと会場内の雰囲気が台無しになり、新郎新婦の気持ちも害してしまう可能性があります。

基本的に、スピーチでは新郎新婦の良いエピソードや好感のもてる部分、仕事や趣味で活躍した思い出などを紹介します。

まれなケースですが、新郎新婦の紹介をするスピーチなのに、まったく違うことを話す人もいます。

また、新郎新婦を貶めるような内容をあえて語ってしまう人もいるようです。

新郎新婦と気心が知れているあまりに「○○さんは気が強くて…」など、マイナスの印象になるフレーズを口にするのも、祝いの席には不向きな言葉です。

スピーチを考えたあとは誰かに聞いて貰い、客観的にOKかNGかを一度聞いてみるのも良い方法です。

結婚式 髪型

結婚式に際して、花嫁のベストな髪型といえば断然アップスタイルではないでしょうか。

あえてショートやボブをキープしている方もいらっしゃいますが、アップスタイルは首から肩のラインを美しく見せ、ドレスにもよく合う髪型です。

結婚式のためにロングヘアに伸ばす花嫁も少なくありません。

髪が短い方は、無理に伸ばさずあえてボブのままでアレンジメントをする方法もあります。

前髪を作り、流し方を少し変えたり、髪飾りに凝るなど独特でオシャレなヘアスタイルができます。

花嫁といえばほとんどがアップスタイルですから、あえて短いボブのアレンジで他の人と差をつけても良いかもしれません。

それ以外のアレンジ方法として、ウェーブをかけたり、部分的に編み込むなどすればお姫様のようなスタイルに仕上がります。

アップにしなくてもさまざまなスタイルから選べるので、自分の顔の輪郭やメイクに合わせても良いでしょう。

いずれにしても、ドレスのイメージと合わせた髪型を選ぶのがベストです。

結婚式 服装

結婚式では、既婚女性は黒留袖、未婚の女性はドレスやワンピースなど派手すぎない服装をチョイスすると良いでしょう。

着物以外で黒を着る時は、全身黒にコーディネートすると葬儀など弔事をイメージさせるので避けます。

黒のドレスなどにはショールやアクセサリーなど、華やかなアクセントをプラスするようにしましょう。

「平服」で参加する場合、フォーマルにする必要はありませんが、男性はスーツ姿、女性はワンピースやスーツなどを着るようにします。

決して普段着などを着てこないように注意が必要です。

また、ワンピースが単調なイメージの時は、コサージュやストールなど小物を使って華やかさをプラスしましょう。

男性も女性も、新郎新婦より華々しい服装は避けます。

女性は新婦の色である白を身に付けるのは避け、アクセサリーも揺れるタイプなど派手なものではなく小ぶりなタイプを選んで。

ネイルも同様に、華美にしすぎないよう配慮します。

指輪や時計などは男女どちらも身に付けてOKです。

結婚式 費用

憧れの結婚式にかかる費用の相場は、総額で約300~350万円と言われています。

結婚式の内容を充実させればさせるほど、小物や装飾にお金をかければかけるほどお金はかかってしまいます。

貯金やご祝儀の範囲内で収めることも大切ですし、新生活の問題もありますから、結婚式の費用は少しでも節約しておくのが正解かもしれません。

費用をコストダウンするためには、式で使うアイテムを自分たちで用意することもできます。

自作アイテムとして多いものとしては、席次表やウェルカムボード、料理のメニュー表などは自作でも十分立派なものを作ることができます。

中にはブーケを造花にしたり、ウェディングドレスなどを別の場所で用意し、持ち込んだ人もいるようです。

式場によっては持ち込みOKとしているところもあるので、少しでも費用を抑えたい場合はそういった式場を利用すると良いでしょう。

また、お色直しをせず別撮りで写真撮影し、挙式は普通に挙げるカップルもいるようです。

結婚式の基礎知識

「結婚式」は、挙式にあわせて披露宴がセットになったイベントです。

挙式だけを指して結婚式と呼ぶ場合もあります。

挙式の流れとしては、参加者が着席したのち司会が結婚式の開始を宣言し、新郎新婦が入場します。

結婚の誓いと結婚指輪の交換、誓いのキスを経て、新郎新婦が一度退場します。

キリスト教式の場合聖歌の斉唱などがありますが、基本的な流れはシンプルです。

その後披露宴に移ります。まずゲストが披露宴会場に入場、着席したのち新郎新婦が入場します。

開宴の挨拶の後主賓の祝辞があり、新郎側と新婦側でそれぞれスピーチが行われます。

その後来賓の挨拶で乾杯をし、ケーキ入刀、ゲストが食事をしながら歓談し、お色直しのために新婦から新郎の順に退場します。

お色直し後に再度入場し、各テーブルにキャンドルサービスをします。

それが終わると職場の先輩や同僚、友人からスピーチや余興が行われます。

花束贈呈や両家の代表の挨拶、閉宴の辞を行い、新郎新婦と両親が退場しします。

この時、新郎新婦が出口に残りゲストを一人一人お見送りしても良いですし、プチギフトをプレゼントする場合もあります。