婚約が決まり、正式な「結婚」へと至るには、さまざまな準備が必要です。
もっとも手間のかからない方法としては、新居に移るため転出届を出し、転居の準備を行います。
最寄りの郵便局で婚姻届を貰っておき、必ず役所に提出をします。
水道やガスなどライフラインの移転手続き、郵便物の転送届も引越し前に済ませておきましょう。
固定電話やプロバイダ契約をしている方は、そちらも併せて変更が必要です。
住所や氏名が変わったあとは、銀行やクレジットカードなど、会員登録をしているものはすべて変更が必要です。
パスポートや運転免許証も氏名が変わったあとは訂正申請が必要です。
結婚したあと仕事を辞める場合は職場に退職届を提出し、配偶者の扶養に入る方は扶養に入ってから相手の勤務先に書類を提出しなければなりません。
また、国民健康保険や国民年金へ加入する場合や、元の保険の任意継続をする際も手続きが必要です。
このほかにも、確定申告や退職金に関する書類、失業給付の受給手続きなどお金にかかわる手続きも必要になります。
妊娠し、出産したらそれぞれ妊娠届や出生届を提出しなければなりませんので、それぞれ忘れずに手続きを済ませておきましょう。